光と闇のシナリオ作り

 光あるものにな影を翳し。
 闇を抱くものには輝きを照らす。

 実は法条のシナリオ作りはそういうコンセプトになってることが多いのです。
 対比を描き、盛り上げるというのは物語を作る上では基本中の基本ですが、私もそれを踏襲してます。

 だから、どうしてもヒーロー嗜好をしてしまうと辛い話が多くなっちゃうんですよね。逆に人間性の負の側面を持つと、結果的にはポジティブな結末になることが少なくない。
 もっともトーキョーN◎VAは人間の負の側面が大きな影響力を持つ街ですからね。どうしても闇は強く、光はかよわいでしょうけど。

 そんなわけなので、実は法条のシナリオにおいてはネガティブさを抱えながらも、それでも前向きに進むというスタンスを持つキャストの方が結果的には輝きに近付く可能性が高まるのでした。