宵闇眩灯草紙

宵闇眩燈草紙 (7) (Dengeki comics EX)

宵闇眩燈草紙 (7) (Dengeki comics EX)

実は、緋月のホームページのN◎VAっぽいもの紹介ページにも載っけているこの漫画、現代〜近未来を舞台にした作品ではありません。
大正時代と思われる日本と思しきどこかを舞台とした、アヤカシ・マヤカシ系「大河伝奇浪漫」(と帯に書いてあるけど、なんか違わないか?)な漫画です。
では、どこがN◎VAっぽいのか? ……と言ったら、登場するキャラクター達の、「スタイルを持っている」としか言いようのない、はっちゃけたまでの立ち方に尽きる、といっても過言ではありません。
日和見で情けないくせに他人には冷たい、マネキン●でレッガーなもぐりの医者をはじめとして、やりたいことしかやらないくせにすぐに頭に血が上って大変なカタナでバサラでもしかしたらアヤカシなんだけど能力的にはカゲも欲しい荒事屋と、クロマクでマヤカシな古道具屋のおねいさん(実年齢三ケタ台)が、だらだらしながらやりたい放題繰り広げる、なんとも救いようのない大活劇。これをN◎VAっぽいと言わずして、なんと言おうか!
特に長い話になるとひっちゃかめっちゃかになる上、かなりセクハラなネタの話も多いため、万人にお勧めはしにくい漫画ですが……N◎VA、特にアストラルネタをやりたい方には、「HELLSING」なみに必読ではないかと個人的には思います。
(ちなみにこの作者、TRPGやる人です。わかりやすくクトゥルフとかD&Dがお好きなようですが、もしかしたらN◎VAもやってるかも……)



とりあえず法条君、宵闇キャラクター達が緋月キャストの好みの方向によく似ているのは自分でも自覚してますから、京太郎(前述のもぐりの医者)をうちのタカに脳内変換して読むのは止めてくれなさい(苦笑)