ゆうやけこやけ


どこかにある町。
どこかで見た町。
ふしぎが当たり前に思える時間。
獣たちが人の姿へと化ける時間。
そして起こる出会いと、物語があります。
戦わなくても手に入る、宝物があります。


久々に新宿行ったついでに、新作TRPGを買ってきたのですよ〜。
その名も“ほのぼのあったかろーるぷれいんぐ”ゆうやけこやけ(『ゆうやけこやけ』シリーズ)。表紙の↑のコピーに一目ぼれして買っちゃいました☆
小さな町に住む、人間に変化できる動物達になって、色んな困ったことを解決していくと言う、まことにほのぼのあったかなシステムです。猫耳さんやおきつね様やばにーちゃん、羽つきの鳥さんなんかになれるですよ〜。
ちょっとウィッチクエストに似た雰囲気なのじゃないかなあ、と思います。


……あれ? 「ほのぼのあったか」はいいとして、キャッチコピーに「ゲーム」って入ってないよ?
それもそのはず、これは本当にゲームではありません。何せ、判定にダイスもトランプも使わないし、そもそも↑のコピーのとおり、戦いが起こりません。起こらないから、戦闘ルールも作ってありません。
ロールプレイによって手に入るポイント(天羅万象・零の合気チットに似たルール……と言うと、わかる方もいるでしょうか?)で、特殊能力を使ったり能力値を操作したりしながら、小さな町で起こる小さな事件(それも「誰かの悪意や退治すべきものであってはいけません」って書かれてる!)を解決して物語を作る……という、まさに「物語るためのシステム」なのです。
緋月こういう思想的な作品大好き〜。
思想性豊かなシステムと言うのは、往々にして好みが分かれるからPLを選ぶし、そもそも運用が難しいものなのはわかっているのですが……ぜひともやってみたいのですよ!
長くなりにくそうな様子ですし、緋月語り手(GMのことをこのゲームではこう呼びます)やりますから、ぜひとも一度お付き合いいただけたらと思います〜。皆様、よろしく〜(深々)