“竜愛ずる”オニキス

「この百万迷宮で最も強く偉大な存在。竜こそが、妾の伴侶に相応しいのじゃ。のう、そうであろ?」

性別:女性 年齢:16歳
背景:運命の相手を探している(ドラゴン好き)
使命:運命の相手を探し出し、恋人の人間関係を結ぶ
クラス:国王 ジョブ:魔道士
才覚:5 魅力:5 探索:1 武勇:0
スキル:<星界><抗魔式><転送><流れ星>
装備:<香水><衣装><魔道書><星の欠片><愛:ドラゴン>
好きなもの:竜、自分の国
嫌いなもの:告げ口、冗談



四大列強の一つ、メトロ汗国の中堅氏族「コクヨウ氏族」の公主の末娘であるオニキスには、ちょっと変わった信念があった。
前世からの誓いか、幼い日の刷り込みか。「自分は竜と結婚する運命である」と信じて疑わないのだ。
母、オブシディアン公主はこの娘のために冒険列車を仕立て、オニキスを送り出した。



が、竜探しの旅は目的を達しないうちに、頓挫する。事故で器官車を失うこととなったのだ。
幸い、器官車は子どもを残してくれた。だが、器官車の幼生は非常に弱い生き物で、営巣地でもない地で列車を牽引できるまで成長することは大変に難しい。
そこで、オニキスはこの辺境の地に、器官車の成長を待つための間国を作り定住することを決めた。



こうして生まれたのが、卓上王国「コクヨウ汗国」である。冒険列車の乗組員と、もとより現住していた民たちとが共生している様は、メトロの一氏族というよりもやはり数多ある小国家と同じ雰囲気を作っている。
まだまだ弱小国家に過ぎないが、それでもオニキスはメトロの民、氏族の公主である矜持を捨てていない。ときおり、高飛車とも取れる発言が出るのもそれゆえだろう。
しかし、まだ見ぬ伴侶と同じくらい自国を愛する彼女は、世の国王の平均から言ったらかなり真面目に国王業を勤めていると言ってもいいだろう。乳母日傘で育った故のちょっと悲しいまでの身体能力と引き換えに、利発で魅力的な為政者の素質を持っている。



…ところで、自国から冒険列車で一緒に旅してきた、騎士ベニヤドラゴンとの仲はどうなのか?
な〜んてことをオニキスに聞くと、彼女はきょとんとするに違いない。
竜との結婚を夢見る彼女だが、実は自分の気持ちにも自覚できない、まだまだ子どもな部分が大きいのだ。



PL発言:
コクヨウ汗国の王様をさせてもらってます、オニキスです。国の設定自体も、PL緋月がかなり勝手に決めさせてもらってしまったので、国の紹介も兼ねました。
もちろん、特に王国は皆のものですから、いろんな設定を皆で作っていければ楽しいなあと思ってます。よろしくお願いいたします。
T381さんがお嫌でなければ、ベニヤとの恋愛フラグは大変楽しいのですが、ツンデレ公主にだけはしたくないため、ロールプレイには何気に悩んでたりするなんてのは秘密です。